mixiチェック

スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

三輪車 2

昔の市営住宅(今の古い感じです)は、外階段がいくつもあり、一階につき二つの住居のドア、というものでした。
私達はいくつかある階段の中の、手前から3番目を駆け上がりました。
せまい踊り場の階段の壁にかくれて、「コワイ〜」と声をひそめて言いながらしばらく2人で手を握り合って震えていました。すると
「キーコ、キーコ・・・」
また三輪車をこぐ音が聞こえてきたのです!
もう私は半泣きでした。でもあれをやり過ごせば帰れる・・・と思い、じっと我慢していました。
「ギーコ、ギーコ・・・」
音がだんだん大きくなり、こっちに近づいてくるのは見えなくてもわかりました。
踊り場からは外が見れないのです。
たとえ見れても怖くて見れなかったでしょうが。
「ギーコ、ギイー」
「!!!!!!!!!」
三輪車が止まりました。誰かが降りる音もしました。
下で、です。
そして、「コツコツ・・・」と階段を上がる音が・・・。
それは紛れもなく私達のいる階段を上ってきているのです。
「コツコツ・・・」
勇気を出して階段を覗き込みました。
「!」人の頭が見えました。
それはあの変な・・・チューリップ帽でした。
「ぎゃああああああああああああああ!!!!」
私達は限界でした。
泣きながら、狂ったように横のドアのベルをピンポンピンポン鳴らしまくり、ドンドン叩きまくって、
「あけてー!!助けてー!!!」
そこの住人のおっちゃんがドアを開けたとたん、「うわああああああん」
2人で部屋に土足で飛び込みたどたどしいながらも説明をしました。
そして、親に電話して迎えに来てもらいました。(そのあとたっぷり怒られました)
おっちゃんが下を見に行ったら、その浮浪者はいなかったとの事。
ほんとに体験した出来事なので、オチがなくて、ごめんなさい。
今でも不思議なのは、あの浮浪者なんで私達のいるところが分かったんだろうって事。
なんかヒントでも残してたのかな・・・?
幽霊より、ドキュソが怖い私です。(ちなみに高校行って、まじめになったよ)
大人になって思うことは、一番怖かったのは市営のおっちゃんじゃないでしょうか。
だって夜中に涙と鼻水だらけで、家の中に突進して来る女の子2人って・・・。

三輪車 1

25年前の夏のある日のこと。
当時ヤンキーだった私(恥)は夜中家をそっと抜け出し、悪友と2人で近所の公園でタバコを吸いながらダベっていました。
周りには誰もいませんでした。
その時
「キーコ、キーコ・・・」
と何かをこぐ音が聞こえてきたのです。
「?」
公園の入り口から何かが入ってきました。三輪車でした。
『なんでこんな夜中に・・・?』
2人とも入り口の方を凝視していました。三輪車と乗ってるものの比率がどうも変だったのです。
近づいてきたその三輪車に乗っていたのは・・・大人でした。
汚いカッコをした浮浪者でした。
私達はビックリするやら怖いやらで、しばしその場で固まってしまいました。
「キーコ、キーコ・・・」
そして浮浪者の顔が公園の明かりで、はっきり見えたときに私達は声も出さずに走って逃げました。
何故ならその顔が、満面の笑みを浮かべていたからです。
へんな汚いチューリップ帽をかぶっていたのが鮮明に目に焼きつきました。
私達は走りました。とにかく大通りまで走り切りました。
「きも悪ぅー!」「なんやあれ。頭おかしいんちゃうか」
「恐いんじゃ!」「変な帽子かぶっとったなあ」
など、その浮浪者の悪口を言ってる間に中学生の私達はすぐに恐怖感が薄れもう一つの公園に行くことにしました。
そしてまたタバコを吸いながら、30分ほどしゃべっていたでしょうか。
「キーコ、キーコ・・・」
「!?」
また何かをこぐ音が聞こえてきました。
今度はその「何か」はわかっていました。
「ぎゃああああああ」
すごい悲鳴を2人で上げ、音の聞こえる反対側の公園のの出口から走って逃げました。
今なら、コンビニなど24時間あいてる店がたくさんあります。
しかしその当時、あいてる店など皆無に等しく、とりあえず私達は少し走った所にあった、4階建て市営住宅の4階の踊り場に身をひそめました。

真っ白な顔 2

部屋に向かう途中、母が台所から
「また今日はたくさん連れてきたねぇ」
と声をかけました。
私は「まあね」とだけ返事して、部屋に向かいました。
布団にもぐった状態で私たちは死んだSの事や、下らない自慢話などを3人で語り合い、そうこうするうちにいつしか眠ってしまいました。
何時間か経過して...私はふと目を覚ましました。
ん?体が動かない。
これはひょっとして金縛りってやつか?
本当に動きません。しかし目玉だけは動くようで私は隣で眠っているYのほうを見ました。
私はギョッ!としました。
Yも目を開けているのです。そして天井を恐怖に満ちた目で凝視いています!
いったい何が天井に...
そう思い目玉を天井のほうに向けた私は信じられない光景を目にしました!
Sの顔が!天井いっぱいに大きく映し出されたSの真っ白な顔がそこにはあったのです!
「!!!!」
私は声にならない叫び声をあげ、意識が遠のきました。
そして翌朝。
絶対昨夜の出来事は夢だと思い、「なあY。俺昨日の夜、Sが天井から俺達を見下ろしてる夢を見たよ。」と言いました。
「...俺も見たよ」
続いてTも「俺も見た、金縛りにあって」
3人が同時に同じ夢をみるわけもなく、あれが現実だったことを思い知らされました。
そして今度からはちゃんと清めの塩を踏もうななどと話つつ、朝食の用意をしてくれてる母の元に向かいました。
私たちを見るなり母はキョトンとした顔で一言言いました。
「もうひとりは、先に帰ったのかい?」
と、ここまでです。
やっぱりあんまり怖くないな〜。
自分の文章力のなさがコワヒ。

真っ白な顔 1

あれは私が中学3年生の時の話。
もう10年以上前のことですが...。
私は後輩のYと電話で話をしていました。
私は家の電話。Yは線路沿いの公衆電話で。
(このころは携帯なんて無かったんですよね。)
あーだこーだとつまらない世間話をしているとき電話の向こうのYが突然叫びだしました。
「うわあーーーーーーー!!!」
私は何事かと思い
「どうした!Y!何があった!!」
と受話器に向かって大声で尋ねました。
「Sが!!Sが電車に轢かれた!!!」
この時、私と電話をしていたYの側ではもうひとりの後輩Sが、どこからか盗んできたバイクを乗り回していました。
そして踏切のない線路をそのバイクで渡ろうとしたSは、近づいていた電車に気づかず...。
Yはその時の状況を詳しく教えてくれました。
(聞きたくなかったけど..)
電車に跳ね飛ばされたSは、耳から後ろの部分、つまり後頭部が全部無くなっており、そこから脳が飛び出していて、顔は血の気がなく真っ白だったといいます。
しかし、驚いたことにそんな状態にも関わらずSは腕を地面につけ、グッと上体を持ち上げ起きあがろうとしたそうです。これは多分心霊現象とかではなくて、体が反射的に動いただけだと思います。案の定、一瞬起きあがりかけたSは力つきドサッと倒れてしまいました。
Yはそれ以降、しばらく焼き肉が食べられなくなったと言ってました。
ここまではただの洒落にならない体験談ですが
(ちなみにこの事故は新聞にも載りました)
恐怖体験はこの後、Sのお通夜にYや友人たちと行ったあとに起こりました。
私とY、そしてTの3人でSのお通夜に行ったのですが夏休みの最中でもあったので、YとTはそのまま私の家に泊まって帰ることになりました。
通常、お通夜やお葬式から帰ってくると、清めの塩を踏んで(地方によって違うかな?)家に入ります。
でないと、亡くなった人がついてくると言われてました。
私たちはまだ中学生だったと言うことと、バカバカしいと言う考えがあり、そんな行為は行わずに部屋に向かいました。

祭 1

私の祖母の母のお兄さんの話になります。
代々霊感が強い家系らしく(私の祖母の代からなくなりましたが)祖母の母方の兄弟はほとんど見えていたそうで、電車の中はもちろん歩いていてもその辺の普通の人みたいに見えていたそうです。
そして今回の話はもう無くなった祖母の母のお兄さんの話です。
その亡くなった時と場所が面白い所なんですよね、
どこかで聞いたような話だと思います、実際私も祖母にこの話を聞いて、あれ?どこかで聞いたような、、という気分になりました。
前置きはさておき、、、
彼は若い頃から霊感が強く、逆に霊に対して喧嘩をふっかけるような人だったらしく、別にいつどこで何がきても全然怖がらない人でした。
そして江戸っ子にありきな大のお祭り好きでもありました。
そしてある日
彼が待ちわびたお祭り(街を上げての夏祭り)の当日。
彼自身はこの日がお祭りだと信じて疑わなかったのですが、実際のところは1日早く、夏祭り自体は次の日だったのですが、彼はきづかず、街の高台にある神社へと向かいました。
昔の話なので、もちろん街灯なんてものも存在していなく、彼は山道を一人あがっていきました。
そして神社の入り口にさしあたるかかりのところに、知らないおじいさん(神社の人でもない)が立っていました。
そのおじいさんは彼に「今日じゃないよ、祭りは明日だよ」
と教えてくれました。しかし一度こうと決めたら変えない彼は「いんや、今日だ、」といって何度もとめるおじいさんの静止を聞かず、そのまま神社へと続く山道を登っていきました。
しかし、別に普段から通いなれてる道、のはずが、、一向に神社につこうとはしません。 それどころか所々何かおかしい、普通じゃない気がしたそうです。
そしてしばらくすると、、、なぜか墓地にあたったそうです。
「あれ?こんな所に墓地なんてあったっけなぁ。。」
と思いながらも、彼は祭りは今日だと信じて疑わなかったので、別にとおりぬけ、さらに続く山道を一人歩いていました。
その次にあったのは大きな岩、道をふさぐかのごとく、そして何かを暗示しているかのごとく道をふさいでいました。
前の記事へ 次の記事へ
Movie
世にも恐ろしい画像集
怖い画像集
 

地獄堂霊界通信


戦闘少女


恐怖女子高校


学校の怪談 DVD-BOX


ヘルドライバー


Not Found 3


身代り人形アリア


エクステ